Martin Scorsese

 タクシー・ドライバー / Taxi Driver 1976 

☆☆☆☆☆

 

大都会に帰巣しても馴染めず社会の腐敗に病んでゆく主人公をデ・ニーロが怪演、削ぎ落とすは 身体か脳か ・・・

ときを経ても褪せない映像は圧巻!

 

レイジング・ブル / Raging Bull 1980

☆☆☆☆☆

 

 

完成形となった 「デ・ニーロ・アプローチ」 は

したたる汗と飛び散る血に相反して映える。その役作りは固有名詞となった。

ケープ・フィアー / Cape Fear 1991

☆☆☆☆

 

マーティン・スコセッシによる1962年同名「恐怖の岬」 のリメイク、温厚で生真面目な弁護士一家を追い詰める主人公の狂気が見どころ。ニック・ノルティ、ジェシカ・ラング、ジュリエット・ルイスと実力派の好演も光る。

アビエイター / The Aviator 2004

☆☆☆★

 

レオナルド・ディカプリオと組んだ富豪ハワード・ヒューズの半生を描いた作品。ふんだんに予算を使った構成も上映時間との折り合いが微妙か。

ディパーテッド / The Departed 2006

☆☆☆☆★

 

香港作品 「インファナル・アフェア」 のリメイク

ズラリとチェスの駒のごとく並べた俳優陣はオールスター、しかし御大ジャック・ニコルソンがすべてを持っていく それほど上手い!

見て損はなし。

シャッター・アイランド/ Shutter Island 2010

☆☆☆☆★

 

 

ひとの闇は身近にいていつも伺っている。おい、代わってやろうかと、変わってほしいのかいと?。煙に包まれた先のロウソクの火は救いの灯台か諦めの鉄格子への道標か・・

 

モンスターの才能とは鏡の前で常人として笑えること。

 

スコセッシはまたやってくれた!

― 評価基準 ―


☆ 

☆☆ なんだかな

☆☆☆ なにやらキラリと光るものあり

☆☆☆★ 買えばいいぞ、観ればいいぞ^^

☆☆☆☆ おすすめ ( レコメンド!)

☆☆☆☆☆ 文句のつけようがゴザイマセン