Mommy vs Bitch 雌対雌決着のとき

 

 

 

 ジェームス・キャメロンがメガホンをとった2作目の大ヒット「エイリアン2」です。

この第2作が好きなんです。リドリー・スコットの 「エイリアン」 も確かに巨匠の作品として好きなんですが、何故かこの2作目なんですね。

その理由が最近やっとわかりました、単純明快なんですね。私の脳に合っているみたい。

どうもジェームス・キャメロンという監督はドンパチが好きなようです。

映画イコール所詮エンタティメントなんだと、そういうことですよね。

四の五の言わずに観てください、楽しんでくださいと !

 

  VHSビデオのこの作品を2、3ヶ月に一度は棚からゴソゴソ引っ張り出しては観るんですよね。  不思議とコレが・・・

間を心得たかのように観る者を飽きさせないドキドキハラハラの演出は人を子供の頃の純粋な興奮に引き戻すかのようで、その度,何かしらの新しい発見もあります。

ランス・ヘンリクセン、ビル・バクストン、ジェニット・ゴールドスタインなどアレっ?この役者どっかで観たなっていう有名な脇役が適所に配置されているのも監督手腕の妙といえるでしょうか。

 舞台に役者、クリーチヤーとすべて相整っての最後は大勝負となります。

 

"GET AWAY FROM HER YOU BITCH !"  「わたしの子に手を出すんじゃないわよ!」 という

映画史に残る名セリフで闘いの幕は切って落とされます。

 

  宇宙への開拓は人類のみが握る選択肢ではありません。「他の惑星の住人はそんなことは考えないだろう」 などという保証などどこにも無くいずれ何処かで対峙するのは時間の問題。

構想14年、製作に4年以上の月日を費やしその評判どおりに世界興行収入歴代1位の栄冠を勝ち得た 「アバター」 もこの問題についてのキャメロンの回答でもあります。

壮絶な死闘の後に医療用アンドロイドのビショップが 「人間もなかなかやるじゃないか!」 という台詞を言いますがこれは、この映画のメッセージでしょうね。

来たるロボット社会への問題提起だと受け取りました。