お固いもの続き最近なんか自分でも肩がこってきましたので、9月連休前の週末をひかえて家族で楽しめるハラハラドキドキ、「インディー・ジョーンズ」 にも劣らない大活劇をupしました。
2001年 「ハムナプトラ/失われた砂漠の都 The Mummy」 の続編として世界中でヒットした「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド・The Mummy Returns」です。
続き物ですので、前作からご覧なった方が筋書きもつかみやすいのですが、この作品だけでも十分楽しめますよ。
簡単にいえば、勇猛果敢な冒険家を演じる主人公のブレンダン・フレイザーと前作の冒険の後に彼と結婚した、レイチェル・ワイズ扮するエブリンが息子アレックスらと共にまたも大冒険アドベンチャーに巻き込まれてゆくということなんですが。
こんな簡単な本じゃぁ(笑)、とてもアメリカにおける週末3日間での 『スターウォ-ズ・エピソード1/ファントム・メナス』 の記録更新、ノン・ホリデーの歴代オープニング新記録を樹立なんて偉業は不可能ですよね。
前作と違って、各俳優の役どころにリンクするストーリーが絶妙で、冒頭のアレックスの誘拐劇シーンからもう凝っていて、この作品のペースにはまっていきます。
テンポ、映像効果、俳優の適材適所など、はてやエヴリンの知られざる宿命までがイムホテップの復活にからめて描かれているあたりはこの映画の大ヒットも十分に納得がいくというもの。
およそ10分間隔で訪れるかという見せ場は全く観客を飽きさせることがありません。
大人も楽しめますレイチェル・ワイズは必然として、アナクスナムンの生まれ変わりミラを演じているパトリシア・ヴェラスケスが妖艶でナイス・バディおまけに東洋的な雰囲気を併せ持っていて彼女のファンになりました。(ポスター下の画像です)
イングランド出身で頬と顎まわりに意思の強いハッキリとした女性を感じるレイチェル・ワイズとは少なくとも映画の中では好対照で前世でのエヴリンとミラの因果に宿命の決着をつける゛オンナの闘い ' はお見逃しなく!!
他にも部族の長を演じるアーデス役のオデッド・フェール(パトリシア・ヴェラスケスの下の画像)、スコーピオン・キング役のスター・レスラー、ザ・ロックも、そしてイムホテップ役の悪役専門アーノルド・ヴォスルーも上手い、決して家族向けに終わらないエンタテイメントの集大成をこの作品は存分に魅せつけてくれます。
文句なしにお奨めします。
時、今に変わればエジプトのその時代にも象徴されるように"偉大なる王" を手中に収めるべく、通信・映像・音楽・SNS・電気自動車も含めた生活環境というコンテンツ全てに、その覇権を競い合う巨大企業の「陣取り合戦」のご時世となりました。
古来、日本では " 偉大なる王" いでしとき「鳳凰が現れる」 とのいい伝えがあります。
誰が、どの巨人がそれを手にするのか? 鳳凰は舞うのか?
小さな我々としては、ただ見守るのみではあります。