[神の民に定めし十の戒め]
まさに当時、油の乗り切った感があるハリソン・フォード主演の 「レイダース失われたアーク(聖櫃)/ Raiders of the Lost Ark」 です。彼はこの翌年 「ブレード・ランナー」 に出演、ハリウッドでの名声を確立することになります。
監督は” 泣く子も時々黙る ” スティーブン・スピルバーグです。
アラっ、あっそうかサメのがあったから2作目ですねこれで
スピルバーグの作品キャリアはご紹介するまでもないと思います。クロサワイストともよべる彼の映画は常にハリウッドを引っ張ってきました。
製作したジャンルは多岐にわたります。クルマ、宇宙人、異界・超次元、恐竜、冒険、戦争などなど恐れ入ります。
あの 「刑事コロンボの構想の死角/Murder by the Book1971」 もそうなんですね。
ああ想い出した、これかぁ~、懐かしい!
すいません、これは全く知りませんでした。
” SUGOI ! ” とか言ってTVの宣伝に出てますが、「アメリカの顔」 ですまさしく。
ハラハラ、ドキドキのアクションが追っかけてくる ・・ ・とでもいえばいいのでしょうか?
まったく息つくヒマのない展開はこのシリーズの真骨頂です。
個人的にケイト・キャプショーが大好きなんで 「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」 を押したいところなんですがこちらです。( 監督が食べちやったようです!)
ストリーはナチスドイツが世界制覇のために狙うアーク、それに挑むアメリカとインディと簡単です。
でも子供向けじゃないと思います、大人のための活劇 ・・・ そう活劇なんですね。
サイレント時代のドタバタ、ターザンやエロール・フリンのロビンフッドの冒険なんかぜ~んぶごちゃ混ぜにしてスピルバーグで濾すとこれが出来るんじゃないかな。
巨石に追われるシーン、砂漠で繰り広げる車上でのアクション、ムチを手に敵をバッタバッタとか分かっていても映像にロックされてしまいます。
スピルバーグ、ハリソン・フォードに80点です、飽きさせない演出はここでも冴えてます。
明るい画質のはこのひとの特徴さらにジョン・ウイリアムズの音楽も。
七転八倒した挙句、エリア51の奥深くにおさまってしまう聖櫃ですが開けないで眼をつぶっていた方がいいものが世の中にはたくさんあります。
- 嗚呼、神よ されど罪深いあなたの子羊はいつしも禁断の箱をあけようとします !
欲張りは禁物 ・・・ とはいえ神がモーゼに託した十戒には上にあるように真っ先にこんな一節が、
「わたしのほかに神があってはならない」
結構欲張りじゃないすか
神様も!
P.S.
動画に関してはYoutubeのMovieclipsCOMINGSOONさんのチャンネルに質の良い物があります。