Tom cruise in Interview with vampire / 珈琲のブレンドはかくも難しい !

 

 

イタリアで発見された吸血鬼との疑いがある女性の顎に突き入れられたレンガ、悪魔祓い:exorcism technique の骸骨。

関連記事は画像クリックで  ナショナルジオグラフィック・サイトへ。

 

 

 美男子の東西の横綱と言って差し支えないトム・クルーズとブラッド・ピット主演のインタビュー・ウィズ・ザ・ヴァンパイア/INTERVIW WITH THE VAMPIRE です。

あちらの世界はよくわかりませんが、まあお二人とも身震いするほど綺麗です、

女性ならずとも風に靡くレースのように引き寄せられそうな

 

  冒頭、タイトルそんままにクリスチャン・スレーター扮する記者が吸血鬼にインタビューを取るというくだりで緞帳は開きます。

古くより、吸血鬼はフィルムの題材として限りなく使われてきました。

あまた知る所では クリストファー・リーの 吸血鬼ドラキラ/ Horror of Dracula(1958)はわたしたちにそれらを身近に知らしめた古典といえるでしょう。

勿論、対峙するヴァン・ヘルシング博士を演ずるは同郷イギリスのピーター・カッシングです。

オリジナルはこれといえるその演技はいまだに記憶にあります。

ドラキュラもいにしえだけどクリストファー・リーなんか現役ですよ、いまだに!

 

  で、本題ですがこの映画3次元の構成のよう・・・

サンフランシスコ~ニューオーリンズ~パリ~サンフランシスコと時空の旅が始まるのですが

ニューオーリンズのくだりには別段の不足は無いにしても、なんかぁヨーロッパに入ってから妙にトーンダウンしちゃったよな、活劇と演劇の交錯がテンポをずらしたような気がしてなりません。アントニオ・バンデラスを首領とする吸血鬼一族との出会いがわたしにしては西洋と東洋とのミスマッチになった感がぬぐえません!

お陰でまたサンフランシスコに戻った時は少なからずホッとしました。珈琲が飲みたくなりましたから。

キルスティン・ダンストは好演です、スパイーダーマンの彼女でしょ。幼きながら凄い演技されてます。役者は役者だなと思います。

上はナショナルジオグラフィックにあったイタリアで発見された吸血鬼と疑われる女性の頭蓋骨の写真です。顎にレンガを差し込まれているのは厄祓いの壮絶な儀式の結末のようです。

吸血鬼といえば男性がスクリーン上では鍵となるのですが、あにはからんや発掘されたのは女性、う~ん、頭の弱いわたしには大まか難解です。

疫病とか医学が進歩していない時代あるいは女性の地位もそうであった時代のいわば魔女狩りのようなものだったんでしょうか?吸血鬼や悪魔祓いというものとは・・・

 

採点は65点です。

キアヌ・リーブス主演のブラム・ストーカー・ドラキュラ/Bram Stoker's Draculaがいいかな。