寺沢武一の漫画 「スペース・コブラ」 の主人公コブラはこの人がモデルといわれています。
アラン・ドロンと共にフランスを代表する大物、愛想の良い笑顔ははじけるように明るくて人を虜にする・・・
けどシリアスな役もこなす、わたしの好きな俳優のひとりです。
笑顔の下に併せ持つ体は鍛えられ、どんな服も粋に着こなす、そのセンスはいつの時代においてもファッション・アイコンと呼ぶに相応しい。こんな洒落たひとはいません。
反して、アラン・ドロンはといえばその端麗な容姿に服がすべて負けてしまう。
松潤ですね、「嵐」の。女優でいえばエリザベス・テイラーかな、彼女もそうでしたね。
だから純白の水着なんかが妙に似合ってしまう。白と黒でしかないように。
ライバルたるアラン・ドロンとの関係は晩年も良好、二人は1969年に 「ボルサリーノ」 で初共演を果たし大ヒットしました。
気狂いピエロ / Pierrot Le Fou は1965年のジャン・リュック・ゴダール監督・脚本のヌーベルバーグ作品、すでに名声を確立していたアンナ・カリーナと共演しています。
仏監督の作品は難解な内的描写・観客に判断を預ける的なものも多く、映画的には抑揚が感じられず肌に合わない部分もあるので採点はスルーです。
ただ、この色彩表現はどうでしょうか?フレンチ・グレーやパステル、鮮やかな赤、青を大胆に使うという、こんな映像は驚きで今でも色あせることがありません。
Youtube に品質の良い動画がありますのでどうぞ!
顔でなく内に持つ信念やセンスにとびっきりのオンナは惹かれるもの、ベルモンドという男はその代表格とわたしには思えるのです。
再びマックイーンの映像をみる時にああこんなに演技が上手かったんだとつくづく思える。
ベルモンドの作品も見なおせばそう!
なよなよと細くて小顔で色白なイケメンがモテるかといやぁ、どっこい酸いも甘いも噛み分けた上等なオンナはそうはいきません。 ( そうはイカ金とか言ってましたんね、むかし .. スイマセン)
さあってと、おいらも腹筋しよっかな。
そん前にジャパネットにアレ注文しなきゃダメか ・・・
老いてなおの洒落者!
日本人は3色になると途端にだめになるといわれていますが
このひとは色合わせの法則を生まれつき身につけたかのような俳優の世界でも稀有な存在。
対極に居るのがアラン・ドロンやトム・クルーズだと個人的には思っております。