編、導、演 成龍
1983年ジャッキー・チェンが監督・脚本・主演の三役をこなし
日本でも有名になった
そのテーマ曲から成龍(中国名)の代表作ともなった記念すべき作品。
画像クリックでその著名なテーマ曲にジャンプします!
ブルース・リー亡き後、ジェット・リーと共に中華男優人の屋台骨を支え続けるジャッキー・チェンの 「プロジェクトA/ PROJECT A」 です。
この人の映画は当たり外れが少なく ”万遍なく楽しめます、感” があってほとんどの作品を観てきてますが代表作となればコレで決まりだと思います。
酔拳のコミカルなクンフー・アクションでブレイクし、日本・東南アジアを席巻ついに1998年の 「ラッシュ・アワー」 の大ヒットでハリウッドでの立ち位置を不動のものとしました。
先のジェット・リーも含め、三者三様の持ち味でスクリーンを楽しませるアクションや演技は残念ながらそのカリスマ性を取ってしても日本の俳優には無いもの!これは認めざるを得ません。
比喩的に言うなら、ビンボールゲームのようなジャッキーとパチンパチンと攻守の分かれるオセロのようなブルース・リーと個人的に観ては・・・楽しんでいます。
「月と太陽 」 でしょうかね?両雄並び立たずとも感じさせます。
どちらを月に、あるいは太陽におくかはその方の好みですが。
ブルースの役どころを演じるジャッキーなんか想像が着かないなぁ~、無論逆もまたしかり。
恐らくジャッキーもブルースの模倣では到底無理なのだと感じていたはずです。
ましてや、ブルースがジャッキーのスタントなどしようものなら大怪我の連続でしょう (笑)。
世界広しと言えど、こと映画においてのスタントを演じきる実力はジャッキーが筆頭だと思います。
そして、それだけに終わらないコミカルな演技が彼の映画の醍醐味でもあり欠かせないスパイスでもあるわけです。この映画にもふんだんに御座いますのでご心配なく、狭いイギリス植民地化の香港の路地で繰り広げられる海賊一味との追いつ追われつのドタバタは存分に彼の持ち味を見せつけて最高に笑えます。体張ってジャッキーが奮闘してくれる。
驚くはハロルド・ロイドの映画にヒントを得たといわれている時計台からの落下スタントです。
よく死ななかったと思います、脊髄やっても不思議じゃない体勢で落下しましたからね。
28メートルだそうです、この高さ!!!
真似が出来ません`^
私生活でも口にチャックの効かない制御不能な暴言もなんだか彼らしくて面白いですけど!
ビンボールの鉄球のように飛び跳ねては抑えが効かなくなるんでしょう、多分 (笑)。
カンヌ国際映画祭でのジャッキーの発言から @ジャッキー引退"と報じられ、まだ誤解している人もたくさんいるでしょう。
公式サイトで自らの引退を否定しています。
御年58歳にしてなお、お盛んでございます。
蛇足ながら、もし・・・もしもですよ。 仮にでもいいですけど。
あの 「怒りの鉄拳」 や 「燃えよドラゴン」 以外にブルースとジャッキーの夢の様な共演が時空を超えて許されるとするなら。
私的には 「パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン」 あたりでキャプテン・ジャック・スパロウとそれこそハリウッド・ビンボールマシーンのようなコミカルで楽しくて、スゴくてちょっぴり泣けて ・・・
そんな映画が作れたなら最高だなあ ~ って思うのです!
楽しいなぁ~、映画は。 ♥♥♥