Remind us of a good and innocent !

 今年も残すに一週間となりました。

マヤの終焉の解釈はどうやら「リセット」 と読み解いた方が大まか正解のようです。

つけっ放しのTVに流れた「クリぼっち」 も列を待つ男女の 「街コン」 の光景もわたしからすれば微妙に不可思議な違和感がありました。

「出会い」 を異性に求める事にこだわるのでなく、そこに居る女性たちは「同性」 たちとの 「共有」 をも求めては笑う瞬間を見るにつけ、”マヤの予言は当たった!”  と感じました。

もう、すでに大きな 「転換点」 に来ているのだと確信(革新)しました。

 

これが続けば 「オトコとオンナ」 以外に近未来には「第三の人類」 が誕生するのだろうと・・・

この神が造りし二つのものの間に。

 

 今年、最後のブログのテーマは「夢」 です。

1989年ケビン・コスナー主演の 「フィールド・オブ・ドリームズ」 です。

宇宙飛行士になりたい、お医者さんになって苦しんでいる人を助けてあげたい!オリンピックで金メダルを獲りたい。子供心に持つ夢は大らかで壮大です。

いえ、そんな大きな望みでなくてもいいの・・・庭に咲く花や蕾の小さな息吹を感じて喜んで生きてみたいと 。 これも立派な夢でしょう。

この歳になっても夢が叶ったのか、” ロケット切り離し” で遠ざかって行っているのかさえ分かっていない私ではありますが  (後者です  ハハ)

 

 トウモロコシ畑作り生計を立てているレイ (ケビン・コスナー)  はある日の夕方に謎の声を聞くことになります。"If you build it, he will come."  「それを作れば、彼が来る」  と。

強い啓示を感じたレイは 「日々の糧」  ともいえるトウモロコシ畑を切り開いて野球場にします。

そこに現れたのがシューレス・ジョー・ジャクソン (野球界からスキャンダルで追放された名選手です。)

さらに「彼の痛みを癒せ」、「最後までやり遂げよ」 という言葉に、若い頃父親と口論の末に家を飛び出し、生涯に一度も父の顔を見る事も、口をきく事すらもなかった事を心の後悔しているレイは、それを続けていきます。男の夢を自らの意志で頑なに実行しようとする男、貧乏農家で生活は苦しく、けどその夫の 「夢」 を叶えるべく献身的に支える妻のアニーとその子供達。

まさに正に古きよき時代のアメリカいえ日本にさえも当てはまる決定的なストーリーは、観る者によって、 「男と女」 において真っ二つに意見や評価が分かれるもの。

全世界で8つのノミネートを受け5つの受賞を果たしたそのうち4つが日本の映画賞であるという事実もうなずけます。


 「夢は寝て見てよねっ!00 」、「夢じゃお腹ふくれないでしょ、バっカじゃないの!」

たとえフルボッコにされようが ・・・ わたしは観てくださいと申し上げます。

ラストの感動の為だけにも!

 

 何度つぶやいてみてもなかなか叶うことのない「夢」ではあるけども、そうかぁ 夢って 「影法師」 なんだろうかってそう感じることがあります。

常に分身である影のように 「夢」 とは自分に寄り添ってるんじゃないのかと ・・・

この映画と同じ野球というフィールドしかも大リーグであのイチローが言ったこと。

「とんでもない処に辿り着くということは、日々の小さな積み重ねでしか無い!」

そうしている事を、この 「影法師」 はきっと必ず見てくれているのでしょう。

 

今年もありがとう御座いました!^^  最後に、 「夢のないところに、実現など無い!!」