購読してたPC雑誌の映画コラムでえらいイイ評価がついてたんで前から気にはなってんですが、ジュード主演アクション近未来作 「レポゼッション・メン/REPO MEN」 です。
斬新な設定、期待に違わぬオープニング、ブレード・ランナーの世界にジュード・ロウの新境地と胸踊らせましたが、すこ~し滑っちゃいましたか、ハハ
御予算の関係か ・・・使い回しの近未来の描写は御大のそれに遠く及ばず、「ワッ!近所のホームパーティーじゃん」 のシーンが出てきたり、「アレ?スマート乗ってんのか!」 というパーキングが出現したりと (笑)
アイデアは良かったですよ。設定なりのグロいシーンも多くてお子様には無理!
明るさとスピード感は有りなんで重くは残りませんが。
ジュード・ロウは張り切ってる感じ、この作品にスゴく肩入れしたというだけあって。
近い未来、人類の英知は人口臓器を開発・販売するに至ってはそれらの金払えないひとがワンサカ出てきてそこに登場する臓器回収屋が相棒のジェイク演じるフォレスト・ウイテカーとレミー役のロウなんです。
お金回収すんじゃなくて人工臓器を回収ってこと、手っ取り早く。 怖ええ~
奥さんがうるさくて面倒くさいんです。 (時変われど、性変わらず)
ラストは大まか予想出来たものの◯です。 (コレがないとキツかったかも)
ロウのナイフ・アクションは期待大もスティーブン・セガールの台所屋の勝ち!
で、68点です。
オーメンのリーブ・シュレイバーも出ててキッチリした映画です。
最近、歌舞伎の世界でも早くして惜しまれる才能が旅立たれました。
長く生きるにこしたことはないんでしょうが、こんな近未来は嫌かな~
惜しまれて散るくらいが・・・
そう、思います。
最も辛いのは、死んでいけない事なんじゃないかな、と、
不束にも、この作品を観ながら「グリーン・マイル」 のポールを思い浮かべていました。