暖冬なんぞどこ行ったの? 、寒波襲来の予報ばっかり だから予報か ・・
想定内の予報外の選挙終われば、今年もいっきょにXmasに年末の声という時期になりました。
寒い時は鍋つついてドカンとこれどうすか?
公開当時、映画史に残るといわれた銃撃戦そして映画界を代表する二大スター共演のヒートです。
「The Godfather partⅡ」 以来の二度目の共演ですが、わたしはスティーブ・マックイーンとポール・ニューマン共演の 「The Towering Inferno / タワーリング・インフェルノ 1974」 を思い浮かべました。
この作品は両者がっぷり四ツですからね、そうクレジットです。
「タワーリング・インフェルノ」 には共演の二人に配慮してある仕掛けがしてあったのですが今回それは見られませんでした。
しかし、しかして
この市街地における銃撃戦のリアリティは突き抜けています。
前回レビューしたRonin の銃撃戦も秀逸ですが、音 (凝りに凝ってます) 、追う者追われる者の背後にある人間描写、これでもかとブチ込む弾倉など。
ヒーロー物や安物の戦闘シーンに往々にして見られる、「弾が当たらないのが不思議だろっ!」 てな
ニセモノ感は微塵もありません。
足元の不安定なヤクザ稼業のデ・ニーロに、家庭がバラバラなパチーノと背負うものはちがえど走らなくてはならない二人のオトコの 「性」 が泣かせます。
この稼業にゃ「30秒フラットで高飛びできる身軽さが不可欠さ」 と嘯きながら、埋めれないこころの隙間を知り合ったオンナに埋めようとするデ・ニーロが最後にこの稼業の掟と葛藤するくだりはハイライト。
言い得て妙の highway or byway ではあります!
パチーノ特有のodd acting / オド・アクティングも随所にあって・・・
総合エンタテイメントの要素は ◎ 、ヴァル・キルマーを筆頭に脇にズラッと名優が並びます。
そのド迫力のガン・ファイトをYoutubeより、どうぞ!