リー死すとも銀幕の紳士は死せず!


 想像を絶するキャリアだと思います。

 

道徳をわきまえた紳士であったろうとも 

共演する女優たちが彼を リスペクトしようといわば個性の固まり、気を使う場面は多々あったでしょうし 

まして特殊効果のなかった頃の撮影は苦労の連続だったと思われるのです。

 

 「クリムゾンリバー2 / 黙示録の天使たち」  でのオファーに際し唯一、「乱暴なことはさせないでくれ」 と注文をつけたそうです。

役どころ故のこととも、もう十分やって来たろうとも ・・・ 後者はわたしの勝手な想像ですが

 

 ドラキュラというジャンルは映画界では不変のもの  「不況になればホラー」 、 そして何作がこの世に生まれては消え、また作られたことか。 トム・クルーズ、ブラピ 果ては大統領がそれらと闘うなど。

 

 

 

長年 連れ添った妻 ギッテ・クロエンケ との微笑ましい写真が上にあります。

 

 これがドラキュラ伯爵の彼とは、  なんとやさしい笑顔にして 至福の時か

 

出演作250本以上 世界で最も多くの映画に出演した俳優、彼の功績に敬意を表したいと思います。