AVP / La Luna di Il Cacciatore  狩人の月

 

 生誕地はハリウッド、東西きっての2大クリーチャーが激突する AVP です。

 

これはよく練ってありました、見るのは初めてじゃあないですけど。

骨格 ・・・ クリーチャーの方ではなくて映画自体の本がしっかりしています。ストーリー性ということで。

 

 映像も凝っています、プレデターの使う武器・小道具にも茶地な箇所は少ないし映画の筋道がしっかりしているので後は VFX でお化粧するんですがプレデターが正体をあらわし浮かび上がる光学迷彩のシーン ( 上の写真下2枚 ) も進化していて見て面白かったです。

 

 以前に レビューしたプロメテウスは黄色でしたが、この AVP は緑・赤 を上手く使ってあって

 

こういうジャンルではなんともしようのない密室的空間や暗さが 恐怖や不安を生み出し効果が増幅されてゆく エイリアンにせよプレデターにせよ舞台を大きな場面に出すと途端にボロが出る。戦いの場が市街地に移った プレデター2 をわたしが評価しないのがここです。

同時に観た AVP2 がこれでした。

クリーチャーのカットがカットが 暗すぎるし 街に出現するので数 ( 編集) が必要、

制作予算が少ないと クリーチャーは陳腐になり始め、そこで 意図的に見にくくする 。

並行する3つのストーリーとクリーチャーのバトルにもミスマッチ感がありました。

 

 どうやら監督のストラウス兄弟はジェームズ・キャメロンの 「エイリアン2 / Aliens 」 あたりのドンパチ構成を狙っていたようです。