記録的な猛暑日がつづく列島、皆さまお変わりございませんか
国策に翻弄された偶像のヒーローをアメリカからの視点で描いたクリント・イーストウッド監督の 「父親たちの星条旗 」 です。
我々が喧伝に翻弄されたように戦ったアメリカにもやむを得ない事情があったのです。
国家を破綻にまで追い込もうかとする巨大な滝水のごとく戦費は煙をあげて落ちてゆきます。
それらを賄うために偶像の英雄として駆り出された若者達、そして一枚の写真。
戦争はいろいろな化け物を作り上げる。 そして相手がいるという双方の現実
日本の夏はそれらを思い出させる節目でもあります。
ベンジャミン・バトン数奇な人生の冒頭部分の逆戻りする時計は無いと決まっています。