ブルースの身長には諸説ありますが167センチから169センチくらいが実際ではないでしょうか
レイモンド・チョウとの立ち話しの写真などみると大柄な男では決してありません。
本当に彼は強かったのか ・・
葛藤ののこる疑問だと感じます、または愚問とも、ロスの空港でボコられた東洋人をよく見てみるとなんとブルースであったとか、つねに敵が多くいて彼を引きずり降ろそうとしていたなど。
1インチ・パンチもそうでしょう、以前に民放の番組で愛弟子のダニー・イノサントが1インチ・パンチの詳細を説明したシーンがありました。
非常に理に叶ったものでした、眉唾と思えない理想的なもの、ブルースは常々こう言っていたそうです。
「自分のパンチが相手を捉えるまでのロスを見たまえ ! 」
日本のアクション・スター倉田保昭氏は、「机、ほらコレ ( と言って机を叩き )、 こんな風にブルースの前腕は堅くて強い」 といいました。
燃えよドラゴンの撮影においてブルースを触れる人間は皆無だったとあるスタッフが後日談で表しています、「 わたしは生まれてこの方、彼ほど早い動きができる人間を見たことが無い 」 と
じゃあ、彼は勝てるのか ・・
No ! だと思います、
圧倒的な現実主義者であったと思います、彼自身こう言っています
「第一、彼ら(白人) のほうが体がおおきいじゃあないか 」 と ウエイト制のことです。
わたしはブルースの身体はハイブリッドだと思っています、独自の理論を背景に自らが考案したトレーニング器材 (握力と前腕を特殊に強化する器材は画期的なもの)、 そして以前より伝わる詠春拳の木人、 最期はボディビルだと私は考えます。
「ドラゴンへの道」 の夕食前の鍛錬シーンにおいてそれは垣間見えます!
如何にして素早く放ち、しかも短い時間で、其の上に防御を重ねる出来れば 「防御と攻撃 」 を一体化して素早く終える。 これがかれの唱える 「ジークンドー」 だと。
「燃えよドラゴン」 エレベーター前でのシークエンスは映画史格闘シーンにおいてつねにインプットされるべき頂点といえるもの、14秒の間に14人を片づける1秒に1人です、攻防一体なくしてこれが可能でしょうか ・・