トム・ハーディ、ノオミ・ラパス、ジェームス・ガンドルフィーニの The Drop です。
渋い作品。抑揚は抑えてあってブルックリンのバーを舞台に表に出てはならないカネをハーデイ演じるバーテンダーのボブにかぶせてゆく手法です。
力量のある役者揃いでなんど観ても見飽きることがない。編集も巧いと思います。
ハーデイはこんな演技ができることは「裏切りのサーカス」で実証済みですがさらに磨きがかかった感じ。残念ながらジェームス・ガンドルフィーニはこの作品が彼の遺作となりました。(トウルー・ロマンスのギャング役がすごく印象にあります。)
またピットブルの仔犬を助けたハーデイ演じるボブにつきまとうエリック・ディーズ役のマティアス・スーナールツはwikiで調べたらベルギーの俳優さんだそうですがこのひとは抜群です。刑事役のジョン・オーティスも直近で「アド・アストラ」、おなじジャンルとは言えないかもしれませんがAVP/エイリアンvsプレデターなどにも顔を出している実力派のバイプレーヤーです。
なぜ本作が劇場未公開なのか不思議なくらい。
おすすめの映画です。
私事ですが
昨年来の体調不良またうつつを抜かす頃とも重なって随分手を止めましたが少しづつこのブログを追いかけようと思っています。
ブランクの間にセル版いれて20作品以上観ておりますので。
では The Drop trailer へ ご案内します。↓