うつつを抜かしたブランクの後に見た中ではこれがイチバン不思議に思えた作品。
美辞麗句・賞賛の声が多いんですがこのクリーチャーのオリジナルはどうみてもそしてデル・トロ監督には悪いんですが・・・
ユニバーサル映画 Creature from Black Lagoon / 「邦題 」大アマゾンの半魚人ですよね。
それをシナリオごと真逆にひっくり返して出てきたのがこの映画じゃないのかな?
プロモーションのヴィデオにあるように誰にも相手にされないような女性をもってきてその上に自慰のシークエンスから入ると違和感なく物語に同化できて感情移入がしやすい。それが奇怪なものであったとしても。
メルヘンとは言っても寄生虫が怖くてできないでしょ、普通は。(駄目か?!これ言うと)
凝りに凝ったクリーチャーの造形・ワニなどにみられる「瞬膜」そして耳や表情、緊張時に違う皮膚の動きはオタクのデル・トロ監督の本領は発揮されました。
これがそのむかしセットで奮闘中の半魚人くんです。
も、撮るほうもたいへん (*´ω`*)
65年前ですよ。
凄いとおもいますよ、素直に。