時をして寸分たがわず収まり眼の前の未知なる怪物に翻弄されるISS 国際宇宙ステーションのクルーを描いて白眉の2017年 LIFE です。
このブログを綴っている瞬間にもcovid-19 は世界で猛威をふるっています。
ロシアに手が届きました。アフリカも時間の問題と思われます。
かのエイリアンが人類よりも優先的にそれを地球に持ち帰ることを使命としたのとは逆にこの作品には isolation, quarantine という単語が出てきます。
細菌や細胞が変わることの怖ろしさ、知能がわれわれを超えることへの「人類の無知」をこの映画は脳裏に刻んでくれるでしょう。
おおきな体を持つものだけが脅威ではないことも・・・
俳優陣ではジェイク・ジレンホール、レベッカ・ファーガソン、ライアン・レイノルズと大物が揃いますが真田広之の演技に注目してほしいと思います。英語のセリフの発音も。
これほどとは思いませんでした。
ラストはこうなると思っていたとおりに落ちましたが(笑)
この作品はたいへん評価できます。
音楽も映像効果も編集も期待通りに先を行ってくれます。待たされることはない、
と・・
我々も待ったがきかないところにいるようです。奴らの先をいかねばなりません。