巣ごもりGWの映画三昧 見飽きなかった三作

シンドラーのリスト

世界侵略:ロサンゼルス決戦

プリデスティネーション

 

多少 暑苦しい出だしかも知れないがお許しのほど。

ほぼ一日2本のペースで映画見のGW前後三昧だったけどこの3作だけが最後まで一気見できた。

他は休憩や飛ばしが入りました。

 

・シンドラーのリストはご存知スティーブン・スピルバーグ監督、主演にリーアム・ニーソンそして脇に「007」で著名なレイフ・ファインズ、「シャッター・アイランド」のベン・キングスレーなどの力量のあるイギリス俳優陣が並ぶ。

編集が素晴らしいおよそ28年前の作品だがスーッとキメの細かい水流を落ち葉が流れるように観れる。題材はホロコースト故にきわどいシーンはあるがそれを含め全編を淀みなくみせるスキルは極上だと思う。

こんな事などあって良いのかと・・・だがひとがしたことである。

 

・二番目「世界侵略:ロスアンゼルス決戦」は大変失礼だが全く期待はしていなかった。

が、・・・いざ蓋を開ければ飽きさせはしない。メガホンはジョナサン・リーベスマン、作品に「テキサス・チェーンソービギニング」があるらしい。らしい・・とは観ていないということ、ゴメンナサイ (T_T) グイグイと引き込む強さは釣りで言うならGTクラス・・経験はないが、ゴメンナサイ(T_T) 

こんな方 居てたのね。 主演に「ダークナイト・ライジング」のアーロン・エッカート軍歴に苛まれ、指揮に置いて微妙な立場を演じるがこの人が本作を引っ張る。

ウルウルの涙目になる場面もある、逆にペイトリオットの士気を高揚させる見せ場も!

これがエンタテイメントといい切れる。

 

・トリに控えるのが「プリデスティネーション」ググれば運命・宿命とくるが、天地創造前に決められていた最終救済者ともある。

いわゆるタイムマシン・ムービー。これを2度巻きしないところがよかったのでは。海苔巻きではない。

おつむの弱いわたしがいう「複雑化」しなかったという意味。題材・素材がすでに難しいものならストレートに展開したほうがいいのではという私などにおける愚案だ。

科学的には過去に入ってそれらを行いまた戻りそれらに会うのは難しい作業となる。殺せばそれらは未来に来れなくなるから。

故に役者自体に神秘的な魅力を持つ者が適役となる。イーサン・ホークは眼がいい。神が与えしもののごとく神秘的な表情が出せる。共演のサラ・スヌークもその部類かも。