David Fincher

エイリアン3 / Alien3   1992 ☆☆☆


監督初作品、リドリー・スコット・ジェームズ・キャメロンに続くシリーズ第三弾の完結作。

種を残そうとする異種生物と囚人惑星の凶悪犯罪者 (皮肉にも宗教にたよる明日なき種) の戦いを描く。


セブン / Se7en   1995 ☆☆☆☆


キリスト 「7つの大罪」 を背景にその街に溶け込めないミルズ (グウィネス・パルトロー) の孤独感

反して訪れる驚愕の結末が観る者を打ち砕く。

 ゲーム / The Game  1997  ☆☆☆☆


莫大な遺産を父の死によって引き継いだ男は父の死のトラウマに自らを見出だせないでいる。

「人か金か」 わたしたちの目の前にあるテーマ「人生というゲーム」 を疑似体験するニコラスを演ずるマイケル・ダグラスが秀逸!

ゾディアック / Zodiac  2007 ☆☆☆


米国犯罪史に名を残すゾディアック事件を追う

刑事と新聞記者らの葛藤、決め手のない容疑者の証拠は現在の捜査手法なら解決か!?


観るに渋いが考えるに濃い。

ベンジャミン・バトン数奇な人生 / The Curious Case of Benjamin Button  2008

☆☆☆☆☆


フィンチャーが 「光と影、濃淡の茶と陰鬱な青をそのシーン、シーンに織り込んで紡ぐ」 まさに数奇な人生をブラッド・ピットが好演して一押し!

ドラゴン・タトゥーの女 / The Girl with Dragon Tattoo  2011 

☆☆☆★


アカデミー編集賞は伊達じゃない。オープニング斬新、一枚一枚を淡々とめくるフィンチャーの手法は派手さがないのに引き込まれる。

ゴーン・ガール /  GONE GIRL 2014

☆☆☆

プロットに納得できない箇所が散見するはフィンチャーにして珍しい。ベン・アフレックは旨いが磁力に欠ける。不思議な作品だった。

 

 

 

ジェイク・ギレンホールのゾディアック / Zodiac  2007 に関しては追々にレビューいたします。

お楽しみに!!

 

― 評価基準 ―


☆ 

☆☆ なんだかな

☆☆☆ なにやらキラリと光るものあり

☆☆☆★ 買えばいいぞ、観ればいいぞ^^

☆☆☆☆ おすすめ ( レコメンド!)

☆☆☆☆☆ 文句のつけようがゴザイマセン